公益財団法人音楽鑑賞振興財団

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音楽教育研究報告 第31号
主体的・協働的な学びを促す音楽鑑賞指導の研究 ―学びのデザインの視点に基づく授業づくりと実践を通して― (2021年1月発行)

本書は、公益財団法人音楽鑑賞振興財団主催「2017年度 第50回 音楽鑑賞教育振興 論文・作文募集 研究助成の部」に入選された音楽鑑賞教育実践研究会による、2018年度から2019年度の2年間にわたる研究の報告書です。
「教材」「教材研究」の新たな意味付けを行い、「音楽的な見方・考え方」に基づく鑑賞の教材分析を踏まえ、「学びのデザイン」という独自の概念を用いて、新しい知識観に基づく「主体的・協働的な学び」のある鑑賞の授業の在り方を提案するものです。

目次

刊行にあたって

序章

1. 研究主題設定の趣旨
2. 研究の目的と方法
3. 先行研究
4. 研究の経過
5. 研究の概要

第1章 より望ましい教材研究の探究

1. 多様に解釈される教材研究
2. これまでの音楽科教育における教材研究
3. 教材研究の新たな視点
4. これからの鑑賞における教材研究の方向性

第2章 教材の捉え方の転換

1. 学校教育における教材の捉え方の変遷
2. 機能的関係概念としての教材の捉え方

第3章 「学びのデザインシート」の開発

1. 「気付き」を想定し誘発するための「教材研究シート」
2. 「学びのデザイン」の表し方
3. 共通フォーマットとしての「学びのデザインシート」
4. 「学びのデザインシート」の記入内容と使い方

第4章 「学びのデザイン」による授業実践例

1. 全授業実践と実践例の項目
2. 小学校
 (1)バレエ組曲「くるみ割り人形」:第2曲《行進曲》
 (2)組曲「アルルの女」:《メヌエット》《ファランドール》
 (3)《つるぎのまい》
3. 中学校
 (1)《魔王》
 (2)歌舞伎「勧進帳」
 (3)《ブルタバ》
4. 高等学校
 (1)《ボレロ》
 (2)2台のピアノのためのソナタ ニ長調:第1楽章

終章

1. 結論
2. 研究からみえてきたもの
3. 本研究の成果
4. 今後の課題

研究に寄せて

資料

1. 研究の経過の詳細
2. 教材分析表


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